日々の黙想
日々の黙想
金の盾から青銅の盾へ

金の盾から青銅の盾へ

堅く立つということ、その鋭い刃の上で私たちはどれほどしばしば道を見失うことでしょう。
レハブアムの国は、真昼の陽光を浴びてよく研がれた剣のように輝いていましたが、その強盛さに酔い、ふと神の裾を手放してしまいました。豊かな野にあって戒めへの渇きを忘れ、民は王の影を追って忘却の谷へと共に歩み入りました。

しかし、神を背いた地は砂の城のように危ういものです。南からの熱風のようにエジプトの軍勢が押し寄せたとき、エルサレムの栄光はただの蜃気楼であったことを悟りました。ソロモンの金の盾がむなしく奪われたその瞬間、傲慢が砕け散る惨めな破裂音が響き渡りました。永遠に輝くかに見えた黄金の契約は、敵の手に渡った寂しい戦利品となりました。

まさにそのとき、最も低い灰の中から最も切実な祈りが立ち上りました。「主は正しい方です」(12:6)。王と指導者たちが塵の中にひざまずき罪を告白すると、滅びへ向かっていた刃がようやく止まりました。完全な滅亡の代わりに「残された救い」(12:7)が許され、神の怒りの中にも、恵みは朝露のように宿りました。

奪われた金の盾の空席を、今は青銅の盾が埋めています。かつての栄光ではないにしても、なお聖なる宮を守る盾です。金と青銅、その遠い隔たりは、失われた痛みであると同時に、謙遜の証です。おそらく私たちも、この金の盾と青銅の盾の間を行き来する存在なのでしょう。傲慢の極みにあってすべてを失っても、最も低いところから再び立ち上がらせる恵みを受けます。そしてついに、青銅の盾の素朴で謙虚な輝きの中に、より深く神の御顔と出会うのです。

From Gold Shields to Bronze Shields

King Rehoboam’s kingdom once shone with strength, but pride made him let go of God’s hand. The people, too, forgot God’s commands and followed their king into trouble. When they turned from God, the nation became fragile, and Egypt swept in like a desert wind. Jerusalem’s glory faded, and Solomon’s golden shields were taken.

In the ashes, the king and leaders humbled themselves, and God showed mercy, sparing them from complete destruction. The gold shields were replaced with bronze―less glorious, but still guarding God’s temple. That change was a reminder that even in loss, humility can reveal God’s presence more clearly.

確かな基本技
最も原初的な武器
金の盾から青銅の盾へ
裂け目から息吹が芽吹く
さそりの鞭と砕かれた王国
シェバの発見
繰り返しは古びでない。
立ち返りのひかり
関係回復の空間