日々の黙想
日々の黙想
立ち返りのひかり

立ち返りのひかり

歴代誌下7章は、天から火が降ったあの夜、ソロモンの祈りがまばゆい神秘とともに応えられた物語から始まります。いけにえを焼き尽くす炎は、ただの煙ではなく、イスラエル全体の切なる願いが神に届いたことを示す聖なる応答のしるしでした。主の栄光が神殿に満ちると、民は地にひれ伏し、「その慈しみはとこしえに」と告白しながら、今も生きておられる神を全身で体験しました。あの夜は単なる奉献式ではなく、神のご臨在がすべての人の胸に熱く刻まれた歴史的瞬間でした。かくも驚くべき応答ののち、神はソロモンに近づいて仰せになりました。「わたしは絶えず目を向け、心を寄せる」(16)。この約束は、神殿という空間を越えて、私たちの日々のささやかな祈りにも耳を傾けてくださる父なる神の温かなまなざしと愛の御心を感じさせます。

しかし、この愛の約束には大切な招きが込められていました。「わたしの名をもって呼ばれているわたしの民が、ひざまずいて祈り、わたしの顔を求め、悪の道を捨てて立ち帰るなら、わたしは天から聞き、罪を赦し、彼らの大地をいやす」(14)。このみことばは、悪の道でさまよう子らに向かって「さあ、もう家に帰っておいで」と両腕を広げて呼びかけておられる父の切なる叫びです。罪によって病んだ魂と乾ききった生活の大地を癒してくださるという、神のあわれみと回復の約束なのです。歴代誌下7章は、絶えざる悔い改めと永遠の愛を同時に語り、私たちがへりくだって主の御顔を求めるとき、驚くべき恵みを味わえることをそっと教えてくれます。きょうもこの約束を握りしめ、主の御前に進み出て、感謝と喜びに満ちて生きられますように。

Light of Turning Back

One night, fire fell from heaven. God’s glory filled the temple, and the people bowed low, crying, “His love endures forever.” God spoke to Solomon: “My eyes and my heart will always be here” (v.16). This promise reaches beyond a building. It tells us that God sees our small prayers and keeps us close.

But God also gives an invitation: “If my people humble themselves, pray, seek my face, and turn from their evil ways, I will hear from heaven, forgive their sins, and heal their land” (v.14). It is like a Father calling, “Come home.” God longs to heal tired hearts and dry places.

Today, open your heart to Him. Lay down pride. Turn from what is wrong. Seek His face. He will meet you with mercy, forgive you, and make your life new. Hold this promise with gratitude and live in joy.

確かな基本技
最も原初的な武器
金の盾から青銅の盾へ
裂け目から息吹が芽吹く
さそりの鞭と砕かれた王国
シェバの発見
繰り返しは古びでない。
立ち返りのひかり
関係回復の空間